地球温暖化を止めるためには、毎日の生活から排出される二酸化炭素(CO2)をできるだけ早く減らしていくことがとても重要です。
そこで「中央エコアクト」では、区民の方々が簡単に省エネに取り組みつつ、楽しみながら継続できるように様々な参加メリットや商品を用意しました。WEB上の手続きのみで、気軽に始めることができます。未来の子どもたちのためにもまずは、「中央エコアクト」に参加して、身近なところからできる地球温暖化対策に取り組んでみませんか?
お知らせ お知らせ一覧
令和6年11月に実施される環境情報センターのイベントのうち、ポイント獲得の対象となるものは、以下のとおりです。
・秋の自然観察会(11月2日、予備日3日)
・【環境活動フェス2024】六つ目波縁籠を作ろう(11月9日)
・【環境活動フェス2024】和ハーブでバスボムを作ろう(11月9日)
・リサイクル材でマイ箸を作ろう~お箸について学ぼう~(11月16日)
・大人の社会科見学~東京都虹の下水道館~(11月19日)
・総合環境講座⑧ 持続可能な暮らしを目指して(11月20日)
・【環境講演会】「生きものってすごい!おもしろい! 生物多様性保全に貢献する動物園・水族館の取り組み」(11月24日)
イベントの参加には事前のお申し込みが必要です。
イベントの内容やお申し込み方法等につきましては、環境情報センターにお問い合わせください。
環境イベントは1回につき100ポイントです。毎年度12回までポイントを獲得することができますので、環境について学びながら、ポイントをためましょう!
なお、これら以外のイベントはポイント対象外となりますので、ご注意ください。
9月30日の環境コラムで「エシカル消費」を紹介しました。これは、地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動のことです。
このような消費行動のなかで、近年「サステナブルファッション」という考え方が注目されています。
現在のファッション産業は、大量生産・大量消費を前提としたビジネスモデルとなっており、当然、廃棄される衣服の量も膨大になっています。そのため、製造に必要な資源やエネルギーの増加、廃棄物の増加など、環境負荷が非常に大きい産業と指摘されるようになりました。このような背景から、衣類の製造から廃棄されるまでの環境負荷を減らすことを意識した「サステナブルファッション」という考え方が注目されているのです。
環境省のアンケート※によると、約4割の方が「サステナブルファッション」に関心を持っている、又は具体的な取り組みを行っているそうです。皆さんも以下の例を参考に取り組んでみましょう!
【サステナブルファッションの取り組みの例】
1.本当にその服が必要かどうか、もう一度よく考えてみる
2.長く着ることができるものを買う
3.処分するときのことも考えてみる
4.買うと決めたら服のストーリーにこだわる
5.カスタムメイドでの購入を考えてみる
6.バザーやフリーマーケットなどで古着を買う
7.レンタルサービスを利用する
8.メーカー売れ残り在庫販売での購入も考えてみる
9.大事に使い長持ちさせる
10.マイクロ・プラスチックを流出させない
11.お直しやリペアで長く着られるようにする
12.家族や友人同士で着まわす
13.買取店、バザー・フリーマーケットを活用する
14.お店などでの古着の回収サービスを利用する
15.寄付する
16.リメイクを楽しむ
17.どうしても使い道がない場合には資源回収に出す
18.自宅のクローゼットやワードローブを確認して、不用な服は定期的に処分・有効活用する
出典:サステナブルファッション習慣のすすめ(消費者庁 WEBサイト)
出典:SUSTAINABLE FASHION これからのファッションを持続可能に(環境省 WEBサイト)
※アンケートの詳細も確認できます。
「カーボンフットプリント」とは、商品やサービスの原料調達から加工、運搬、廃棄等までのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガス排出量を二酸化炭素(CO2)の量に換算して分かりやすく表示したものです。直訳すると「炭素の足跡」となります。
例えば、缶飲料であれば、原材料となる砂糖キビの栽培や、アルミ缶の製造、内容物の製造時の電気の使用、商品輸送時の燃料の使用、廃棄・リサイクル時の処理過程など、あらゆる工程で温室効果ガスが排出されます。
このため、地球温暖化を防ぐためには、私たちが商品を買ったり、サービスを利用したりする際、「カーボンフットプリント」が小さいものを選ぶことが重要です。
このような消費行動の一つに、「エシカル消費」という考え方があります。これは、地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動のことです。私たち一人一人が、社会的な課題に気付き、日々の買物などを通して、その課題の解決のために、自分は何ができるのかを考えてみること、これが、「エシカル消費」の第一歩です。皆さんも下記を参考に取り組んでみましょう!
【環境に配慮した消費行動の例】
・レジ袋の代わりにマイバッグを使う
・資源保護の認証がある商品やCO2削減の工夫をしている商品を購入する
・マイボトルを利用する
・食品ロスを減らす
・電球を省エネLEDに交換する
・地域のルールに沿ったゴミの分別を徹底する
出典:消費者庁エシカル消費特設サイト
出典:エシカル消費リーフレット(消費者庁)